人間の正体と管理法(随時更新予定)
人ってバカなんだよな。生まれた時から自力で立ち上がらないし、生存能力の一欠片もない。でも、芋虫は自分が産まれた卵の殻を食べたり、生まれた時から葉っぱに擬態して鳥な脅威から身を守ることができる。人って芋虫以下なんだよね。芋虫未満。だから、そういうバカな性質(自力ではとてもじゃないけど生き残る事ができない性質)を前提に生活した方が楽になる。なぜって、人は誰かの真似をしないと自力で二足歩行ができないように、言語が話せないように、そうできているから。だとしたら、一度、バカは「真似の仕方」を習得する必要がある。それが「学習」である。学習の仕方も、真似しないことにはわからないであるから、機械的にやらせるのがいいだろう。それで伽藍(学校)に入れさせる。それから、自力で「学習」する(なんでも真似して生き残ることができるようになる)ことができれば、「人間」へと変態する。
でも、今の学校は、「機械」のままで教育が終わっている。そうではない。「人間」に変態させなくてはならない。ではどうしたら変態するのか?それには、まず「人間」(美しい)の定義からだろう。「人間」とは、「生存のために変化し続けられるヒト」の事だ。そのためには、自分が最も不快に感じるものを把握し、それを克服する方法を考えること。それから自分の強み弱みを把握し、実際に克服する。それから、死を克服する手段を考えること。それで人間は他の動物たちと一線を画すことができる。
では、いかに①無駄なく②効率良く学習できるかであるが、それは目的がないことには①も②も達成することはできない。だから、まずは目標だ。それはすなわち、どう死を克服するか?という話。自分の強み弱みを把握すること。どの居場所で縄張りをはるかということ。