リベラルな若者の雑感
なんだか、本当に、心からワクワクすることに時間を当てた方が良いと思うんだ。というのも、こうして日々を過ごしていくと、特段、自分はこの世界に存在していなくても、これといって支障はなく、仮にいなくてはならない存在だとしても(それは例えば、子供を持った時のように)、僕はこのままずっと生きてていいのだろうかと自問するだろう。
居場所探し。
だが、自分の活躍できる居場所を探せたとして、それがなんになるのだと言うのだろう。結局、世界はそう変わらない。だったら、その怒りとでもいうか、落胆というか、諦めというか、そういった感情を、音楽や美術などの芸術に昇華させることで、少しは気が晴れるのではないか。むしろ、大義実現のための仕事よりも、芸術のほうが余程大事である。人生というか、人類への落胆を芸術に昇華させ、それでも大義実現へのわずかな可能性を信じて仕事に邁進し、世界中の同志と少しでもより良い世界を築き上げようとせん、このリベラルな若者。
困ったものだなあ。