考えるコアラの頭の中

思考の整理整頓のために書きます。なので、思考ダダ漏れで読みづらいです。いつか推敲します。※18/6/26以前の記事は、別人格です。今から思うとおかしな事を言っているなと思ったりします。成長過程として敢えて残しておきます。何卒、ご理解ください。

糖質制限による体臭対策について

糖質制限を続けることによって体臭がひどくなる、という話を聞くが、今回はこの対処法についてツラツラと書き綴っていくことにする。

少しややこしい内容かもしれないが、粘り強く付いてきてほしい。

基本事項であるが、問題解決をする際には、何事もまずは「原因」を特定する必要がある。それから、さらに深掘りをして原因の原因を特定する、あるいはその解決策を捻り出すのが常套手段となる。

そうすると、まず「なぜ糖質を控えると体臭がひどくなるのか?」という疑問からスタートすることにする。

「なぜ糖質を控えると体臭がひどくなるのか?」

糖質を摂取することにより、腸内で糖質がブドウ糖へと分解され血中に流れ込む、という話は前回にした。

その話を前提とすると、糖質を控えることにより、血中に流れ込むブドウ糖が少なくなる。ブドウ糖はエネルギー源であるから、必然的にエネルギー不足になるはずだ。

しかし、我々の身体というのは生きるプロフェッショナルである。万一のエネルギー不足に備えて、肝臓が中性脂肪を分解し、エネルギーに変えることができるのだ。そのエネルギー源(中性脂肪が分解された物)はケトン体と呼ばれている。(糖新生もあるが今回は割愛する。)

このケトン体が、ブドウ糖に代わるエネルギー源になるのである。こうして体内の脂肪が、いわゆる「燃焼」されていく。結果、身体はみるみる内に引き締まり、心身ともに健全な状態になるのである。

しかし、ケトン体はエネルギー源であると同時に、異臭の元でもある。ケトン体を構成する物質に、アセトン、アセト酢酸、βヒドロキシ酢酸というものがあるが、この「アセトン」こそがツーンとした鼻に触る臭いの元である。

したがって、体臭の原因は「アセトン」にあると言えるな。

では、原因がわかったところで、次に「解決策」であるが、これは考えればわかることだ。

つまり、この臭いの元である「アセトン」、ケトン体をどうにか燃焼しきればいいわけだが、どうすればよいか?ということである。

なに。単純だ。

筋トレをするのだ。

ケトン体は、ブドウ糖同様、エネルギー源であるが、当然、筋肉によって消耗されるのだ。

というふうに考えれば、エネルギーを消耗する行動により体臭は減退するということがわかる。

軽い水泳やジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を取り入れてよいだろう。

筋トレ→有酸素運動の順番でストイックに自らの肉体を苛め抜くことにより、ケトン体の燃焼が促進される。結果、あの酷かった体臭は激減するはずだ。

実際に、右脇だけわきがである筆者も、日々の筋トレと水泳による鍛錬により、今では無臭に近い状態にまで完成している。

これもまた、理屈だけ理解するだけではダメで、実践無くして効果は現れることはない。

糖質制限と運動のメリットを鑑みた上で、本気で取り組んで、効果を実感していただきたい次第だ。