「ギバー」と「テイカー」について
意見を一旦受け入れて、客観的に見て批判してくれる存在は、何よりも尊いものである。彼らからはまさしく、生きるエネルギーをもらえる。それは、自分に見えなかった視点を貰えることなのである。彼らはまさしく、「ギバー」なのである。
一方、テイカーは、意見を自身の感情により否定する。自身の価値観が絶対の神だからである。意見というものは一致する方が難しい。人として生を与えられた者は、思想が十人十色であり、考えること、行動することは人によって異なるのである。そういった前提が当然と考えるまともな人であれば、人の意見を頭ごなしに否定することはない。自分勝手で自身の絶対的価値観で生きる。
結果、人の価値観を踏みにじり、勝手に人を不快にさせ、自分が勝った気分になり、自己満足に耽る。人からエネルギーを奪取するのである。彼らはまさに「テイカー」なのである。